ネリー・コルダはスロープレー問題の“非情な極論”に賛成「ファンのためにも良くない」
スロープレーはゴルフにおいて世界的な問題です。
上記の記事について、一部を抜粋します。
『スロープレー』の問題が再び浮き彫りとなった。
進行が後れて最終組のプレー時間は5時間38分に
及んだ。
予定されていたテレビ放送時間はオーバーして、
51分間の延長を余儀なくされた。
優勝争いを演じたチャーリー・ハル(イングランド)は
最終日に、
「3回ペナルティをしたら、即座にツアーカードを
失うにすればいい。そうすれば多くの人が急ぐはず」
と、非情な極論を提案した。
世界ランキング1位に立つネリー・コルダ(米国)は、
ハルの意見に「面白いね」と肯定的な反応を示した。
「個人的には、これは非常に大きな問題だと思う。
見に来てくれるファンのためにも良くない。
6時間近くも試合を見続けるなんて、とてもイラ
イラするはず。試合の足を引っ張るだけだし、
本当に改善する必要がある」と語る。
レクシー・トンプソン(米国)も、
「(ハルの意見は)少し攻撃的だけれど、反対は
しない」と話した。
「間違いなくLPGAの問題。
3人組のラウンドに4時間30分以上かけるべき
ではない。罰金でも何でもいいから、プレーを
早くするために何かをしなければならない」
と訴えた。
スロープレー問題は米女子ツアーに限らず、米男子
ツアーや欧州ツアーでも指摘されている。
日本だけではなく、世界的な問題です。
そして、やるだけではなく、見るスポーツとしての
ゴルフに関する問題ともなっています。
更に、仮にハーフ3時間が当たり前という状態に
なってしまったとしたら、
⇒コース側は今までの組数が組めず、1日の予約枠を
減らさざるを得ない。
⇒売上が下がるため、プレーフィー・メンバー
年会費を値上げせざるを得ない。
⇒メンバーになろうとする人の減少や、ラウンド
回数を減らそうとする人が増加してしまう
可能性も出て来る。
ゴルフ場の運営面でも、本当に大問題です。
ですから、スロープレーに対しては注意喚起を
行うし、厳しい措置をとる場合があります。
2024.11.29
一般のプレーヤーのプレーが遅いからと言って、
ペナルティを課すのは難しいです。
強く言えば感情を害し、別のことを取り上げて
クチコミで★1投稿をしてくる場合もよくあります。
ただ、競技に参加されているプレーヤーに対しては
ペナルティを課すことが出来ます。
今でもその規定はあるんですが、どうもマスター室
は実際にペナを課すことに躊躇してしまうのか、
現実としてペナルティの発生は出ていません。
でも、実際にはペナ相当の遅れは出ているため、
私がマスター室に入り浸り、1ホールとか遅れて
しまった組にはペナを出して行こうかなと。
プレーの遅い人って、後ろの組だけでなく、
同伴者も巻き添えにしてしまうんですよね。
組単位でペナが出たら、そりゃ可哀想な人が
出て来ます。急かさない同伴者も悪いんですが。