飲食店でも、販売店でもどこでも一緒だろう
とは思いますが、ゴルフ場でもトラブルは多々
あります。
それは今までに書いてきた通りでもありますが、
中でも尾を引くというか大ごとになりがちなのが、
ゴルフ場の場合、「キャンセル料」ですね。
先日あった事例はメンバーさんからですね。
今月、6/10(火)は雨予報が強く、来場予定者も
前日にはほぼ全てがキャンセルされましたので、
休場・クローズとしていました。
その翌日、6/11(水)も雨予報ではあったものの、
9時過ぎには降水量も0㎜~1㎜という予報でした
ので、前日にキャンセルする人はほとんどなし。
で、当日はクラブ競技の開催日でもあり、まだ
雨は残っていましたが、参加者は続々とスタート
されて行かれました。
競技参加者28名、総来場者89名ですので、まあ
小雨が少々残るけど、何とかやれるだろう
と思った人が多かったんだろうと思います。
ところが、あるメンバーさんが、
「こんな雨の中、競技を開催するのはおかしい。
規則にも〇〇㎜以上の雨が降ったら中止にする
と書いてある!」
と、激怒され始めたんですね。
雨の降る中、マスターを練習グリーンに連れ出し、
「こんな状態、出来るわけねえだろ!中止だわ!」
でもですねえ、規則的なことは明日説明しますが、
ゴルフ規則に定められているようにローカルルール
を制定し、コース側はそれで競技を運営しています。
(ちなみに当コースでは6名以上の参加者がいれば
競技成立というローカルルール)
そもそも、既に20人ほどがスタートしていますので、
今さらそのメンバーさんたちのためにも競技を中止
するなんて出来ないです。
恐らく、私の目線で言えば、
競技中止・クローズ⇒キャンセル料を払わずに済む
を目論んでいらっしゃったのだろうと思います。
たかが自分の1,000円のために他のメンバーさんの
競技参加機会を奪おうとするか?とは思いつつ、
説明をしました。
「バカ」「あほ」「お前じゃ話にならん」等、ボロクソ
に怒鳴られ続け、いつ終わるんだろう?という状態が
続きました。
でも、彼ら(親子)のスタート時間が到来し、彼らが
スタートしないと他の同伴予定者もスタート出来ない
という状況が発生してしまったため、
「参加されないのであればそれはそれで結構ですが、
他の二人にはスタートしてもらっていいですか?」
と話し、それを了解してもらったため、彼らは正式に
参加せずとしました。
もう、たまんない出来事でした。
2025.6.30
もちろん、こんなにひどい雨ではなかったですし、
途中で雨も止んでしまいました。
ちなみに、彼が主張するような「ゴルフ規則での
降水量何ミリ以上で競技中止」という条項。
そんなものはそもそも存在していませんでした。