「テレビ離れ」「若者のテレビ離れ」が起きている
としても、大きな視点で考えれば上のように単純な
情報収集の方法変化というだけでしょう
ですので、多くの社会の人々にとっては何も大きな
影響はありません。
あるとしたら、TV関係者にとっては収益ダウンの方向
に向かって行き、スマホ媒体関係者には収益が増して
いくだろうということだけです。
YouTubeで稼いでいる人が多く出ているということは
それを裏付けているとも言えます。
そして、それは特に企業の宣伝費が、テレビから
スマホ・パソコンに流れていくということです。
コンテンツ提供者であるスポーツ業界、映画業界
などには恐らく大きな問題は発生しません。
(スポーツはWOWOWのような有料テレビにシフトして
いくでしょうし。)
書籍、新聞関係は既にスマホ・ネットに情報提供が
シフトされた結果、発行部数の大きな低下を招いて
います。
それがいよいよテレビにもというだけの話のような
気はします。
2025.8.20
でも、テレビも映画から客を奪って自身が隆盛に
向かい、その煽りを受けて映画が斜陽化した(昭和
30年代)という歴史があります。
ですので、歴史が繰り返されただけとも言えますし、
映画は斜陽化したけれど、消えたわけではなく、
現在は盛り返しています。
ラジオもまたテレビに主役の座を取られたメディア
ですが、なくなることはなく、自身の立ち位置を確保
しています。
ですので、テレビも恐らくは現時点のまずい部分を
反省し、盛り返していく可能性は高いと思います。
テレビで人気になっているというだけで、何億円
もの年収を誇るタレント・芸人がゴロゴロいると
いうのも異常な状態でしょうし。
驕れる者久しからずで、徐々に適正な状態へと
戻っていくじゃないかなあと思っています。
私もテレビの前でゆっくりと映画だとかスポーツを
楽しみたいですし。