「本放送」と「CM」を別々に放映せず、セットに
してしまうことによる様々なメリットは、昨日まで
に挙げた3つ以外にまだまだあります。
視ようと思ってくれた番組をちゃんと視てもらえる
ようになる。
「なんのこっちゃ?」と思う人も多いとは思います。
恐らくですが、テレビを視るスタイルは大きく分けて
2通りです。
①家にいる時はテレビをONしっぱなし。
特に視たい番組はどれというものがないことはない
けど、たまたま目にしたものもつい視始めてしまう。
②視たいものを録画し、視られる時にそれだけを視る。
CM、だらけた場面等は飛ばして視聴、場合によって
は早回しで視聴。
もちろん、①と②を併用している人も多いとは思うの
ですが、録画機能のついたテレビがほとんどとなった
現在、②の行為をしている人は相当に多いと思います。
そういう場合、ほとんどの人は経験あると思うんですが、
視る番組を欲張ってしまい、「これ面白そう、あれも」
で、メチャ録画しちゃうんですね。
そうすると、録画容量が一杯になりがちで、嫁さん
からはに「あんたのばっか録画して。」と言われ、
泣く泣く録画した番組の削除が日常茶飯事。
「本放送」と「CM」を別々に放映せず、セットにして
しまうと、個々の番組の録画時間が減りますので、
視ようと思ってくれた番組が削除されにくくもなります。
2025.8.25
CMのある番組ですと、録画された番組を見る場合、
1時間番組でも40分程度で見れます。
人によってはもっと短いかもしれません。
録画容量を超えないように、せっせと録画した
番組を視ますので、CMだとか中だるみの部分は
どんどんと早送りされる傾向があると思います。
加えて、録画した番組の場合、10分だけ見て残り
は後でだとか、面白くなさそうと思ったら、そこ
から先は削除ということも出来ます。
ですので、視聴者の動きがそうなって来ているのに、
放映スタイルがちっとも変わらないというのは、
やっぱりテレビ業界の怠慢じゃないかと思います。
ただ、そういう視方をするようになってから、
私はテレビの視聴時間が圧倒的に増えました。
番組表をチェックし、見たい番組を録画し、それを
極力視ようとするようになりましたので。
また、嫁さんはの①と②の併用タイプですが、その時
に放映されている番組に見入ってしまい、そのまま
見続けてしまうことも多いです。
それは私にもないことではなく、面白そうと思えば、
すぐに録画を始めるのですが、そりゃテレビはやっぱ
面白いと思います。
言ってみれば、視聴率競争を長年続けて来た業界の
方々の作る番組ですし。