物心がつき、野球を知り始めた頃が巨人V9の
始まった時期になりますので、私の中では、
野球=巨人、巨人=王・長嶋でした。
ですので、必然的に、野球=王・長嶋となります。
私にとってはですが。
シーズン終了後の新聞に掲載される個人成績の
一覧表もずっと「王」「長嶋」で、それは太陽が
毎日昇り、また沈むのと同じ当たり前のことでした。
長嶋さんの傑出度は、「ミスタージャイアンツ」
「ミスタープロ野球」という言い方にも出ています。
誰が聞いても、それは「長嶋茂雄」を指すという
ことが理解できていたと思います。
でも、これを見ると、「ミスタージャイアンツ」
って、長嶋さんだけじゃなかったんですね。
目は「王さん」で、お腹は「川上さん」。
今、初めて知りました。
しかしながら、「ミスタージャイアンツ」という
言い方が、長嶋さんを指す言葉と認知され、更に
「ミスタープロ野球」という言葉に昇華。
「ミスター大相撲」「ミスターサッカー」「ミスター
バレーボール」という言葉は存在せず、いかに
長嶋茂雄はという感じがします。
2025.6.28
著名なスポーツ選手が映画に主演するということは
映画全盛期の当時、よくあったことのようです。
でも、もう1つ長嶋さんのトピック的なことを
書いてみれば、長嶋解任⇒読売新聞不買運動
ですね。前代未聞の話でした。
読売新聞を購読していたファンの気持ちは
わかりますし、長嶋さんが2度目の退任を
された時も面白かったです。
不買運動にメチャ懲りたんだと思うんですが、
その時は長嶋さんに未だ聞いたこともない
「終身名誉監督」なんて職名を読売が用意。
ええ、相当に懲りたんでしょうねえ。
二度目の時の読売系の報道では「解任」ではなく、
「勇退」としていました。
プロ野球の監督で「勇退」はあり得ないですね。