宇宙の話は物心ついてから今に至るまで、
驚きの連続です。
そうだと考えられることも含めて新しい
事実が、新たに次々と見つかる。
事実だと思われていたことが頻繁に覆る。
これが日々、年々繰り返されるんですから、
そりゃ人類が驚き続けたのも当たり前では
あります。
空気なんて空の果てまでずっと続いているもん
だとばかり思っていたら、実は大気圏がこんなに
薄いだなんてびっくり仰天です。
中でも一番驚いたのは、地球が太陽の周りを
回っているという「地動説」ですね。
そりゃ、目で確認したわけではありませんが、
それが常識となっている今はそれを当たり前と
考えはします。
でも、幼い頃、何も知らなかった頃、地球が
太陽の周りを回っているなんて思いました?
普通に考えれば、地球である大地は不動であり、
その周りを太陽や月・星が回っているというのが
目で確認できることとしては事実です。
現代では「天動説」を唱える人を迫害してしまう
人は少ないでしょうけど、昔だったらそりゃ否定
する人は多かったでしょう。
ほとんどの現代人が当時に生まれたとしても、
たいていはそうなるでしょう。
それがまさか、地球が太陽を回っている、
そして、太陽もまた銀河の中心を軸に回転し、
更にその銀河自体も猛スピードで移動している。
そして更に言えば、宇宙もまた無限に存在する
かもしれず、そうであればこの宇宙もまた動き
回っているかもしれない。
正直に言えば、実感としては全然ピンとは
来ないです。
2025.4.20
唯一、「地球は丸い」ということだけは、
山の上から海の方を見て、
「そう言われてみれば、確かに平らではなく、
水平線はうっすらと弧を描いているかなあ?」
とは思います。
でもまさかねえ、この大地がどれだけのスピード
なのか分からないほどの速さで飛び回っている
とはねえ。(相対的な速さはわかるだろうけど)
私たち、よく目が回らないもんです。
あっ、でもなんか私、目が回って来ました。