前回の記事で、
「私がいなくなると会社が潰れますよ」
という言葉は、
「ある人がクビになるだとか、重要なポストなり
を外されそうになった時に自己防衛で出る言葉」
と書いたんですが、これって、彼の言うような
ことはそもそも発生しない現象ですね。
少なくとも短期間では。
まず、その人が本当に優秀で会社の屋台骨を支えて
いる人だとした場合を考えてみます。
もちろん、彼1人しか働いていない場合は、彼が
退職すれば会社は潰れる可能性が大きくなります。
他に人材が入って来なければ。
そうでない場合は、その人のお陰で取引先だとか、
外部によいイメージを与えていますので、彼が
いなくなった瞬間に潰れてしまうことはないです。
大きな仕事になるほど1人ではなく、彼の影響下で
彼を支える人材も多々育っているはずです。
そういう彼らが残るのであれば、ある人が辞めた
瞬間に会社が潰れてしまうこともまたないです。
結果、長い目で見ると確かに会社が衰退することが
あるかもしれないけれど、「1人がいなくなって
会社が潰れる」ってのはまず考えられないです。
彼が逆に会社に害を与える存在であった場合は
別です。
彼の言葉を信じて彼を会社に残した結果、どん
どんと会社はダメージを受け、最終的に倒産に
至る可能性があります。
例えば、経理担当者の不正、社会的に許されない
業務の進め方、犯罪まがいの業務。
そういう部分をその人が担っていれば、その人を
残すことで会社が致命的なダメージを被りかねない
ことは明白です。
ですので、こういうことを言ってくる社員なり
がいたとしたら、「どうぞどうぞ」と伝えて
あげたほうが会社にとってはよいことでしょう。

2026.2.23
例えば、経理不正などで追及された方は退職し、
全部調べられたら法的な問題になってしまうため、
ありとあらゆる言葉を並べ、最終的に、
「私がいなくなると会社が潰れますよ」
と言って会社に残ろうとし、残って証拠隠滅を
図ることはあるんだろうなあと思います。
ですので、この言葉は本人が自己防衛のために
ついうっかりと差し出してしまうリトマス試験紙
のようなものでもあるように思います。






