私はスルーラウンド派ですし、スルーラウンドを
これまで勧めても来ましたが、そうではなく、
休憩ありで食事をしたいという方が多数派です。
それは極めて日本的なゴルフスタイルとも言える
のですが、すっかり日本に根付いているという
ことでしょう。
恐らく、かつては日本において、ほとんど全てが
このスタイルだったろうと思います。
私自身も例えば1990年代ですとか、まだ自身が
コースメンバーではなかった頃にスルーのプレー
をした記憶はなく、休憩ありばかりでした。
1990年代の終わりに別のコースのメンバーに
なった際にもスルーの経験はなく、現在のホーム
コースのメンバーになってからが初めてでした。
経験して以降、当初は朝スルー、やがては午後
スルーばかりでラウンドをするようになって
来ました。
なぜ、そうなったのか?
一番大きいのは、
進行の遅いラウンドがイヤだから
ですね。
それは、私どものコースのデータから見ても明らか
なのですが、
朝スルー :少なくとも前半ハーフは進行が早い
午後スルー: 〃 後半プレーは 〃
結果、1ラウンド平均では休憩ありの場合よりも
ラウンド時間の総計が、短くなる傾向にある。
ということがあります。
もちろん、自分たちが前の組に離されない場合、
自分たちの組の進行は自分たちの前方にいる組々
の進行状況に左右されます。
ですので、朝スルーの前半だろうが午後スルーの
後半であろうが、自分たちの前方にいる組々の
進行が悪ければ、遅くなってしまいます。
でも、朝スルー、午後スルーを好む人たちって
同じような考え、即ち、進行の遅いラウンドが
イヤという人が多いのだろうと思います。
結果、多くの場合、1ラウンドの所要時間は
休憩ありの場合よりも短くなる傾向があると。
2025.4.29
ですので、この前提事項が覆されるようなことが
発生すると、被害を被った人たちからはクレーム
が出て、ゴルフ場はパニックに陥ります。
朝スルーのある組がいきなりハーフ3時間として
しまうと、そのコースのその日の運航ダイヤは
全体が乱れまくります。
午後スルーの後半でハーフ3時間をやってしまう
と、その組とその組の後続の組全てが日没終了の
憂き目に遭います。
特に、朝スルー前半のハーフ3時間はその日来場の
ほぼ全員に悪影響を与えてしまいますので、本当に
罪が重いです。