スループレーを好む人はそれを好む理由として、
①トータルのラウンド時間が少なく済む
②ハーフで気持ちが途切れない
③昼食をコースのレストランで取る必要がない
ここまで書いてきましたが、もうないのか?
いやいやそりゃまだまだあります。
残り少なくはなって来ましたが。
④交通量の少ない時間に往復できることが多い
朝スルーであれば6時前には家を出ることが
多いでしょうから、当然、道路は空いています。
帰り道は正午前後になりますので、休日であれば
多くの方々は行楽地にいますし、平日であれば
食事中の方々が多数。
結果、道路は空きがちです。
午後スルーの方々は11時少し前に家を出られる
でしょうから、上記と同じ理由で行きの道路は
空いていることが多いです。
帰路は、早くて5時~6時前後のゴルフコース発
となりますので、混まないこともないけれど、
夕方の混雑ピークは何とか避けられます。
これも何度か経験しないと気付きにくい部分
でしょうけど、メリットとして間違いなく存在
します。
冬季などはスルーラウンド、特に午後スルーは
まず存在せず、結果、8時半だとか9時のスタート、
即ち、休憩ありのラウンドが多くなります。
そんな時、経路の道路混雑には閉口しますし、
平日の朝の通勤ラッシュにぶつかった時には、
スタートに間に合う?と思ってしまうことも。
渋滞を苦にしないという方々にはそうたいした
話ではないでしょうが、出来れば空いた道でと
考える人には大きなメリットかと思います。
2025.5.2
恐らく、スルーラウンドを主にされている方々
には、「そうそう」とこのシリーズは拍手喝采を
浴びていることだろうと思います。
ただ、休憩ありプレーを好む方々にとっては、
「そんなことよりも、俺はレストランで一杯
やりたいもん」という面もあるでしょう。
或いは、ハーフで休憩しないと身体がもたない
という方もいらっしゃるかもしれません。
ですので、どっちのほうがいいよということも
なく、どちらが自分の気持ちをより満足させるか
だけの話でもあります。
でもまあ、昔の「休憩あり一本鎗」の時代から、
スルーと休憩あり併用の時代にと移り変わり、
今後はどうなるのか?という話でしょう。
茶店、レストラン、入浴設備は付随サービスと
昨日書きましたが、茶店は既に閉鎖するコースも
増えています。
プレーフィーをより安くという需要が高まれば、
レストラン、入浴設備をもサービスから外す
コースは先々出て来るだろうと思います。
ひょっとして何十年もすればそれがスタンダード、
言ってみれば海外のコースのようになっている
可能性もあるだろうと思います。
これらの付随サービスは結構コストがかかります
ので。
ただ、プレーフィーを安く、風呂には入らせろ、
レストラン・茶店の運営がないなんてもっての
ほか、クラブもちゃんと運んで拭け。
これらを全部求められるのは既に難しい時代へと
突入してきていると思います。