スポーツの試合は結果を知らずに試合を見ていた
ほうが、基本的には楽しいです。
 
ハラハラドキドキの結果、「やったー！」があり
ますし、仮に応援している選手が負けても最後の
最後まで期待を持って見ていることが出来ます。
 
唯一、応援している選手が勝った場合は、結果を
知った上で試合を見ていても楽しめます。
 

 
今年のマスターズをとうとう勝ったマキロイ選手の
場合もそうでした。
 
どんなにピンチを迎えても、「勝つから」と余裕で
見ていることが出来ました。
 
そして、今回の入谷さんの場合も同様です。
 
仕事がありましたので、うっかり結果を知ってから
録画を見る羽目になってしまったんですが、余裕の
気持ちで見ていることが出来ました。
 

 
2位と3打差で迎えた17番ショートホール。
入谷さんの球は右手前のバンカーに捕まります。
しかも、急激な左下がりの斜面にやや埋もれ気味。
 

 
下手をすると、ダボ、トリになりかねない状況で
優勝したことを知っていなければ心臓バクバク
ですね、見ているだけの立場としても。
 

 
この状況で、入谷選手は右側のサブグリーンに出し
（そちらに出すのであれば、左足上がりになる）、
そこから寄せて1パットでボギー。
 
優勝すると知っていたから安心はしていましたが、
まさかこんな方法でボギーに収めるとは。
 

 
飛距離はあるし、「近いうちに海外に行き、
海外でも活躍するんじゃ？」と思った
瞬間でした。
 
2025.6.24
 

 
こういうバンカーで球が壁に張り付いてしまった
場合は、グリーン方向ではなく別の方向に出す
しかないです。
 
でも今回の場合、自分だと無理にグリーンを狙い、
出せずに3オン、そして、もちろん近くには寄せられ
ないでしょうから、2パットのダボだったでしょう。
 
下手をするとトリプルもあり得ますし、放送中の
解説でも直接グリーンを狙うことが前提で話が
進められていました。
 
また、入谷さんと同じルートを考えたとしても、
入谷さんのように1パット圏内にはなかなか寄せ
られず、やっぱりダボ・トリの可能性があります。
 
結果、そうならと一発で本グリーンに乗せることを
私などのレベルですと考えることでしょう。
 
そんな中、あのサブグリーン狙いは本当に冷静な
判断だったし、技術にも自信があったんだろう
なあと思います。
 
＊今日は雨。いろんなコースの天気予報を見て
　悩みましたが、予定通りに当初予定のコースへ
　今から向かいます。（AM7:37）