「他人のボールを自分のボールだと思い込んでしまい、
打ってしまって1ペナという経験」は誰でもあるんじゃ
ないかと思います。
球の落ちて行った方向
球の色・特徴
他の人の打った球の方向
と、さまざまな情報から自分の球だろうと認識する
んですが、これまでの経験の蓄積もありますので、
まず間違えることはないです。
が、何万回かに一度の割合だと思うんですが、
自分のボールだと確信して打ったところ、次に打つ
人が、
「あれ?これ、俺の球じゃねえ。」
「え~っ?」と先に打った人が駆け寄ってみると、
そこにあるのはまごうことなき自分の球。
「自分の球に間違いない」と思い込んでしまうと、
マークを確認せずに打ってしまう時があります。
「思い込みミス」は信用金庫時代にもありました。
現金が合わずにいろいろとチェックしたり、数え
直したりするものの、原因がわからない。
そこで、「そこは絶対に大丈夫だから。今日は誰も
そこを触ってないし。」とチェックしていなかった
所を調べると、そこに原因が。
実際には誰かが触っていたはずなのに、「今日は
そこを誰も触っていない」という思い込みが目を
曇らせます。
ちなみに日本が民主主義の社会だと勘違いしている
人は多いと思います。
確かに選挙で政治家を選んでいますので、日本は
「民主主義国家」とは言えますが、多くの国民が
所属している企業ほかの組織はどうなのか?
ニュースを見る限り、そのトップに、小さなスター
リンだとかアミン、サダムがいるケースは多々ある
ため、決して「民主主義社会」とは言えません。
だから、子供の頃からずっと「民主主義」「民主主義」
と聞かされていると、そう思い込んでしまい、実態
を見誤まうことがあるように思います。
2025.9.20
信用金庫時代、現金が合わないため「徹底的に調べろ」
と言われて、金庫(2部屋サイズ)の中で棚の下に
物差しを差し入れ、全てを掻き出したことがあります。
大量のホコリにまみれて、何枚もの硬貨が出て
来ました。
その1枚ずつが過去の現金不突合の原因だったろう
と思います。
そして、100円玉50個を巻いた円筒も出て来ました。
「どうしましょう?」と上司の課長に尋ねたら、
課長は黙って自分のポケットに入れていました。
50年近くも経って、こんな所でそれをバラされる
とはその課長も思っていなかったことでしょう。