年金繰下げ受給に不安があるとしたら現在発生
している次の事象ですね。
実は2020年から男女ともに平均寿命がダウンして
来てたんですね。
これが今後も継続的に続く傾向であれば、平均
余命もダウンして来るでしょうから、必ずしも
年金繰下げ受給が有利とも言えなくなって来ます。
が、上の表を見ると2023年で持ち直していること
がわかります。
それがよりはっきり分かるのは、次の表ですね。
平均余命がですが、全ての年齢層で2022年よりも
202年では増えて来ています。
厚生労働省では「新型コロナが原因で亡くなった
人が減ったことから3年ぶりに平均寿命が延びた」
と説明しているそうです。
ですので、平均寿命・平均余命の伸びは鈍化傾向
があるものの、今後も伸びていく可能性が高い。
結果、ますます「年金受給繰下げ」のほうが有利
という傾向は顕著になって来ると思います。
まあ、そうすると前例のようにどこかで、
「19〇〇年〇月〇日以降に生まれた方は、月に
0.7%ではなく0.65%ずつの増額になります。」
とか、支給年金額自体の一律減額というような
調整の入る可能性もありますが。
2025.6.16
昨日の例の他、繰下げ受給にして「損」をした
という意見では次のようなものもあります。
「繰下げ受給にし、ようやく年金をもらえると
思ったら、病気になってしまって楽しみにして
いた旅行等へ行けなくなってしまった。
こんなことなら繰下げ受給などせず、元気な
うちに旅行をたくさんしておけば良かった。」
「病気をしてしまったけれど、繰下げ受給にして
おいたおかげで治療費等にも余裕が出来た」とは
考えないのかしら?とも思います。
それに私の同世代の人間は当然、60代ですが、
身体がまだ動くうちにと、働きながらいろんな
所に行っている人間は多いです。
70代でも行ける人は多いだろうとも思いますが。
私もフルタイムで働いていますが、別に365日
休みなしというわけでもないため、身体が元気な
内にと週2回、3回のゴルフを楽しんでいます。
更に言えば、20代~50代の働いている方々でも、
働いているから旅行などに行けない、だから60歳
過ぎを待ち焦がれているということもないです。
ほとんどの人が休みと資金に折り合いをつけながら
レジャーを楽しんでいます。