さて、このシリーズの最終回です。
タイトルが「悩みに悩む年金受給繰下げ」ですので、
「繰下げを勧めている」と取られた方もいらっしゃる
かもしれません。
でも、もっとも言いたいのは、
固定収入>平均生活費 の確保をという部分です。
公的年金だけではなく企業年金なども受給できる
かたは多いと思います。
そういう方々で、早期に固定収入>平均生活費を確保
出来る場合は「繰下げ」をする必要はないでしょう。
でも、皆が皆そうだというわけではありません。
65歳受給開始の年金額だけではそれを達成できない
場合、そういう制度があるんだから、それを使った
ほうがという話です。
言ってみれば、これだけの話のために、いろんな
表だとか説明を加えたということになります。
これらの表ですね。
そして、「先入観は罪。固定観念は悪。」と言ったのは、
右側の名将・野村克也さんです。
一筋縄ではいかないような顔をされてますが、
年金受給の決断は後戻りが出来ないため、
先入観、固定観念を捨てて、ご検討頂ければ。
2025.6.19
私はまだ受給をしていないため、まだまだ迷っている
最中でもあります。
少なくとも今は、給与収入もあって特に困ってはいま
せんし、ゴルフにも行けていますので、今はこのまま
でいいです。
問題は、退社した時ですね。
まあ、その時が受給開始のタイミングになるだろうなあ
とは思っています。
そして、このシリーズを書きながら自分でも年金の
勉強が出来たということがあります。
その結果、自分は65歳で受給開始にしなくて良かったと、
改めて思っています。
ただ、繰下げ受給どころではなく、直ちに受給開始に
しないと生活がというかたもお見えだとは思います。
本当に、年金受給に関しては各自それぞれで事情が
異なりますので、よくよくお考えの上どうぞ。
チャンスは1回だけということを踏まえて。