3 パチンコ業界の構造的危機
(1) 遊技者の年齢構造の問題
2(2)で、パチスロの遊技性の1つとして「目押し」
の説明をしたが、逆にこの機能があるためパチスロは
嫌いという遊技者層も存在する。
習熟していないことによりその技術が獲得できて
いない人間、なるべく簡単なゲーム性の方がよい
と考える人間は存在し、
総じて言えばそのような層の多くは高年齢層であり、
逆は若年齢層である。
そこから、パチンコは高年齢層、パチスロは若年齢
層というイメージができあがりつつあるが、流行は
若年齢層から高年齢層に伝播するという格言(?)
どおり、
徐々に高年齢層にも広がってきているし、現行の
パチスロに習熟した若年齢層はそのままパチスロに
抵抗を感じないまま年齢を重ねていくことを考えれば、
パチスロは将来的に全年齢層をカバーしていく可能性
を持つ。
そして、若年齢層においてパチンコの方がパチスロ
よりも遊技者数の獲得が少なければ、現在の高年齢層は
徐々に消滅していくのであるから、
将来的にはパチスロの方が優勢となるのである。
その点は、パチンコ専業メーカーにとってもっとも
憂慮すべき事項の1つであろう。
パチンコホールの数やパチンコとパチスロを合わ
せた遊技者数が現在のままとしても、
パチンコ自体のシェアはパチスロに押されどんどん
下がり続けるということであるから。
ホール数や遊技者数がどんどん減少している状況では
尚更である。
2026.1.14

上記での指摘は大当りでしたね。
この表を見ると、業界が全てガタガタになったと
いうよりパチンコだけが衰退ということになります。
まあ、それを察知し、パチンコだけでなくパチスロ
の開発にも参入したメーカーは多かったですから、
私がそう威張るようなものでもないです。
ただ、私がこの企画書を作成し、パチスロ開発に
動こうとしたのは相当に早かったと思います。
ほぼトップスタートだったでしょう。
結果的に私のいた企業は一旦はパチスロ開発に乗り出し、
苦労の末に市場投入できるまで投資をしたんですが、
販売直前でパチスロ開発から撤退。
そして、今もパチンコ専業のまま、衰退一方の業界に
しがみつき、その命運を共にしています。
このような提案書を読んでも経営者は理解できなか
ったの?という思いはあります。
だから、私だけでなく、多くの開発者たちが退職の
道を選んだんですけど。





