会員券の話が出たところで、償還時の会員権の一般的
な取り扱いについて説明させて頂きます。
②で書いたように、20年前の会員券購入した費用が
800万円であっても、償還となった場合は、購入額
ではなく、証券額面の金額が対象となります。
50万円の証券額面であれば50万円が対象となります。
こちらのように額面が1,200万円であれば、償還は
1,200万円となります。
ただ、貞宝さんの場合がどうかは調べていませんが、
一般的には同じコースでも額面の異なる証券が複数
存在するケースが多々あります。
当初は50万円で募集を開始したけど、人気が出て来た
ため、300万円での販売に切り替えたとか。
そして、逆の場合もあるのでしょうから、結果として、
めちゃくちゃ多数種類の額面証券が同じ価値を持つ
会員券として流通していることがあります。
私のホームコースもそうで、なぜそうなったのかは
分からないですが、数人で購入した際、購入費用は
同じでも、額面金額はみなバラバラ。
私の手元に来た証券は150万円で、他は600万円
だとか、300万円なんてのもありました。
そして、この差がものを言った時が来てしまったん
ですね。
ホームコースがPGMに買収された際、証券の交換が
行われたのですが、その条件が、
所有証券の額面に対して、一律11%の額面の証券と
交換
というものでした。
150万円の旧証券⇒165,000円の新証券
600万円の旧証券⇒660,000円の新証券
これを知った時、「なるべく大きい額面の証券を
もらっとくんだったあ!」とは思いました。
2025.9.19
でも、これもコースによっていろいろと異なります。
サンベルからメダリオンへの証券交換の時は、
旧証券の額面がいくらであっても一律正会員証券は
45万円でしたし。
ですので、600万円の証券が45万円の証券になった
人もいましたし、50万円の証券が45万円になった
だけという人もいました。
また、知っている範囲で言えば、旧証券額面の
3%を株式証券に交換というケースも他コースでは
ありました。
このケースですと、600万円の証券が18万円の株式に
ということですが、株式ですので償還期限はいつまで
経っても到来せず、結果、戻って来るお金は0です。
上場してくれれば話は別ですが、恐らく上場される
こともないため、いつまで経ってもやはり換金は出来
ません。
ですので、いろんなケースはあるんですが、古いコース
の証券を手に入れようとした場合は、可能なら額面の
高い証券を手に入れた方がお得になるかもと思います。