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「サイコパス」がためらいなくウソをつく理由①

サイコパスについては
ケメ子はいないけど、サイコはいる。
を皮切りにシリーズで書いたことがあります。
 
そう好きにはなれない方々なんですが、20人に
1人いると言われても、彼がそうだと気付くことは
非常に少ないです。
 
そんな中、ちょっと面白い記事がありましたので、
紹介します。
 
「サイコパス」がためらいなくウソをつく理由
 
例によって要約しますと、
 
コイントスで表と裏のどちらが出るかを予測してもらう
⇒当たればお金がもらえるという条件付き。
 
⇒結果が出てから、予測が当たっていたか、違って
 いたかを、 自己申告してもらう。

 
⇒本当はハズれていても「私の予測は当たっていた」と
 ウソをついて成績を水増しすることができる。

 
⇒この予測を何度も行うと、正直な人であれば、
 正解率は50%程度になる。

 
⇒健康な人を対象にした実験では、日本でもアメリカ
 でも、大体半分ぐらいの人が正直に答える。

 
⇒が、正解率が60~70%ぐらいのちょっとウソをつく
 人や、80~90%のたくさんウソをつく人も出てくる。

 
⇒サイコパス傾向が高い人ほど、「私の予測は当たって
 いた」と回答する時のスピードが速いという結果が
 得られた(ウソをつく頻度が高いわけではない)。

 
⇒つまり、ウソをつく時の反応時間が短いという点に
 特徴がある。

 
⇒サイコパス傾向が高い人は、前部帯状回と呼ばれる
 認知的な葛藤の処理に関わるとされる部分の活動が低い。

 
⇒例えば、「1人の命を犠牲にしてでも、5人を助ける
 ことが正しいかどうか」というような質問に、普通の
 人は迷うが、サイコパス傾向が高い人は迷わない。

 
⇒そのために、通常なら葛藤して時間がかかるような
 プロセスであっても、ためらいなくウソをついて
 しまう仕組みになっていると考えられる。

 
どうでしょう?
 
こういう面から考えると、「あいつはサイコパス?」
と思ってしまう人も出てくるような気がします。
 
2025.12.21
「大体半分ぐらいの人が正直に答える。」
「正解率が60~70%ぐらいのちょっとウソをつく人や、
 80~90%のたくさんウソをつく人も出てくる。」
 
サイコパスではなくても、正直な人ばかりというわけ
ではないということですね。
 
これもこれで恐ろしいというか面白いというか。
 
ウソをついて相手の反応を楽しむ人もいるでしょうし、
こんなことを正直に答えて何になる?と考える人も
いることでしょう。
 
私?
面倒くさいから、多分、正直に答えると思います。
私にとってはウソをつくほうが労力が要ります。
 
一方で正直に答える方が労力が要ると考える人も
いるかもしれず、人の世はなかなか奥が深いです。
 
裁判所が必要となっている理由でもあるでしょう。

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