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1970年代末~80年代初頭の苦学生②

苦学生は今も昔も言ってみれば
溢れていると思いますが、「砂場の大将」
と呼ばれた彼もまたその1人でした。
 
超難関の私学に合格したはいいものの、
仕送り額は決して恵まれてはおらず、
基本的にはある程度の自活を強いられていました。
 
でも、ここまでは、よくある話です。
 
が、彼、パチンコが大好きだったんですね。
 
ここまでも、よくある話と言えばよくある
話
です。
 
更に、彼、好きなくせにちっとも勝てない。
 
これもまだまだよくある話です。
 
そういう人がいないと、パチンコ屋さんは
成り立ちません。
 
もっと言うと、負け出すと持ち金が
なくなるまでやってしまう。
 
競輪場・競馬場・競艇場で帰りの電車賃まで
賭けてしまう人と同じです。
 
でも、こういう方々が日本のギャンブル場、
そして、パチンコ店を支えて来ました。
 
結果、彼はバイト漬けなのに飯をろくに食えず、
ガリガリという生活を東京で送っていました。
 
そして、瀕死の状態で盆・暮れに蒲郡へ帰省すると、
冬眠前のクマか?というぐらい実家で脂肪を蓄え、
東京に戻っていくということの繰り返し。
 
意味は一般とはちょっと違うかもしれませんが、
まさに「苦」学生でした。
 
2021.1.1
瀕死の状態で蒲郡に帰って来たはいいものの、
残るなけなしのバイト代を狙っている奴も
毎回、蒲郡には待ち構えています。
 
麻雀に誘われ、負け、負け、また負け。
帰りの新幹線代以外、全て巻き上げられる
という繰り返しでもありました。
 
ただ、1度だけ、「今日は勝った」
という日が、本当に1度だけありました。
 
「これで最後の半荘。
 +110あるから今日は勝ったなあ。」
 
と言われ、「ホント、初めてだわ。」と、
満面の笑顔で、ほぼ安牌であるはずの3枚目の
「西」を。
 
「ロン。
 四暗刻単騎、親のダブル役満。9万6千。」
 
「トリプル箱で、役満賞がダブルで、ウマが×3。
 合計マイナス160、ってことは2千円負けな。」
 
1980年1月1日、蒲郡にある私の実家での
出来事でした。
 
「やっぱり、こいつから出るんだよなあ。」
と、上がった私もそう思いました。
 
福の神なのか貧乏神なのか、
なんかそういうものはあるんですよね。
 
そういう局面で私は親の時にそういう
聴牌をし、彼がしっかりラス杯の「西」を
掴み、自信満々で切ってしまう。
 
さて、そんなこんなで、
 

1970年代末~80年代初頭の遊学生
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