こんな日が来るなんて夢にも思っていませんでした。
松井秀喜さんがヤンキースの4番に座った時以来の
久々の感慨ですね。
去年あたりからこのようなことが起きるかもとは
思っていましたが、それ以前なんて想像も出来ません
でした。
渋野日向子式メジャー制覇打法
6年前の渋野選手の優勝の際には、
「次の日本人メジャーチャンピオンは何年後か?
いや、何十年後か?」
と思ったものですが、その後、松山英樹選手が
あろうことかマスターズで優勝、女性版のマスタ
ーズとも言えるUS女子オープンを笹生選手が2回。
更に、古江彩佳選手のエビアン選手権、西郷真央
選手のシェブロン選手権優勝。
そして今回の山下美夢有選手の全英オープン。
本当に想像できませんでした。
2025.8.9
それもこれも日本女子選手の層の厚さ、それは
即ち全国のゴルフパパ・爺の熱意の厚さでしょう。
プロテストに合格できなかった実力者がゴロゴロ、
運よくテストを通過すればすぐに優勝争いをする
選手もゴロゴロ。
プロテストという関門をたまたま通過できなかった
実力者たちにも門戸を開いてあげて欲しいです。
ちなみに韓国で朴セリの活躍を見た少女たちが
米ツアーで活躍し、朴セリチルドレンと言われる
ことがあります。
同様に今、宮里藍さんの存在がクローズアップされ
ているわけですが、刺激を受けたのは恐らく当の
選手達だけではないです。
むしろ、両国ともに刺激を受けたのは選手の
親たちですね。
小さい時からレッスンを受けさせたり、場合に
よっては海外移住までしてしまう。
そもそも偉業を成し遂げた英雄たちも、彼一人が
偉大というよりも彼に大きな影響を与えたり、
下準備をした偉大な親族がいがちです。
歴史的にはクローズアップされにくいですが、
アレクサンダー大王の父親のピリッポス2世、
織田信長の父織田信秀などはその典型でしょう。
ピリッポス2世 織田信秀
飛雄馬が「マスターズを目指したい」と言っても、
星一徹が野球志向ならそれは無理だったでしょうし。