暑熱馴化と言う言葉があります。
体に加わった暑熱ストレスを軽減させるような
適応変化の事を言い、暑い環境に順応させること
である。
だそうです。
そして、効果としては、
汗腺の働きが活発になり、発汗量が増加するものの
塩分は汗腺導管部で再吸収されることから塩分喪失
が抑制される。
汗は塩分が少なくサラサラになり、水分補給により
体液バランスが回復しやすくなることから、熱中症
になりにくくなる。
ええ、熱中症になりにくくなるそうです。
汗腺の働きが活発になり、塩分喪失が抑制される。
いいことづくめのような気がします。
そして、気になるその方法。
発汗を促すことと、⇒ウォーキングやジョギング、
自転車などの運動、半身浴やサウナも効果がある。
う~ん、ウォーキング、サウナ・・・・。
これは、身体を水に濡らした状態でゴルフをやる
のとほぼ同列ですね。
そうかあ、熱中症に気を付けつつ、ゴルフをする
ことが熱中症対策になるとは。
いやあ、目から鱗ですねえ。
まあ、年がら年中ゴルフをされてる方々、
とっくに知っていたとは思いますが。
危ないのはそれが出来てない人がいきなり
炎天下で活動をすることなんですよね。
熱中症も全ての人が同条件で危険性がある
わけではないです。
2025.7.18
「筋肉は体内の水分を保持し、熱中症予防に役立つ」
ということも言われていますので、筋肉量維持も
熱中症対策になります。
そして、この時期に筋肉量を維持するための
トレーニングをすると、当然、暑くなって汗も
出て来ます。
それがまた、「暑熱馴化」に役立つんですねえ。
確かに夏でもしょっちゅうゴルフに来られる方々、
熱中症で倒れたという記憶はほぼないです。
危ないのは、年齢とか性別ではなく、暑さに慣れて
いるのか、慣れていないのかが一番大きいと思います。
ええ、暑熱馴化が出来ているのか、そうではないのか
の違いでしょう。