高気温下で言えば、暑熱馴化が出来ているかどうかが
ポイントで、年齢はほぼ関係ないです。
(馴化の速度には年齢が多少は関係するでしょうけど)
若くても暑い中で汗をかいた経験の少ない人は、
熱中症リスクが高まりますし、しょっちゅう汗を
かいている人は年齢にかかわらずリスクは低めです。
実際例を出せば、本日、当コースの気温は14時現在で
34℃です。
朝からずっと晴天なんですが、ある1組は4つ目の
ハーフラウンドの真っ只中です。
恐らくあと1時間後ぐらいには計2ラウンドを終えて
上がって来るかと思いますが、多分、彼ら、熱中症は
大丈夫です。
しょっちゅう1.5R、2Rをしていて、暑熱馴化が出来て
いると思いますし、熱中症にならないような工夫もされ
ているでしょうから。
そして、彼ら4人の平均年令は60才。
決して若くはないです。
「めちゃ爺」と思われる若い方々もお見えでしょう。
暑熱馴化で言えば、以前書いたこちら↓もその1つですね。
ゴルフにおける暑さ寒さの感じ方③
特に季節による体脂肪の変化などはまさしくそうです。
身体にはちゃんと暑さ寒さに対応する能力があるの
ですから、「暑いから外に出るのをやめとこ」という
のは、その場の選択としては正解だと思います。
でも、長い目で見ると、暑さに身体を慣らすために、
無理をしない範囲で外へ出る方が恐らくは正解だろう
と思います。
いつ仕事で、
こんな写真撮影を行わなければならないということが
起きるかもしれませんし。
このような場合でも、きちんと休憩を取りながら、
ある程度、暑さに慣れていれば大丈夫だと思うん
ですよね。
2025.7.21
「暑いから外に出ない」というのは短期的な正解で
はありますが、実は熱中症対策にはなっていません。
正解は、無理をしない程度、1日20分でも30分でも
汗が出るようなことをし、暑熱馴化を行っていく
ことです。
朝夕の散歩でもいいですし、一時的にクーラーを止め、
少し汗ばむ環境で30分程を過ごすでもいいと思います。
毎朝のようにゴルフ練習場で顔を合わせる当コースの
メンバーさんがいらっしゃいます。
顔を合わせるのはだいたい6時半頃ですが、このかた、
いつも畑の草取りをしてから来るそうです。
草取りで汗をかき、更にまたゴルフの練習を1時間ほど
して汗をかく。
このかたは、非常に熱中症にはなりにくいだろうなあと
思っています。
ちなみに、74才のかたですけど。