このブログで、ゴルフのマナーとしては、
①にプレーファースト、②に他人に怪我をさせない
と書いてきました。
そして、ボールマークを直すだとか、他のことは
徐々に覚えて行けばいいと。
でも、ちょっと考え直さなければいけないかもと
思う事例に遭遇してしまいまして。
何かというと、マナー全般を初心者の時代から
全然覚えずに老境、例えば80才近くになって来て
しまった方々の存在ですね。
コンペなどに参加すれば、その中にはマナーに
詳しい人、例えば、ボールマークを直すだとか、
バンカーの凹みを直す人もたまにはいるでしょう。
そういう人たちから教えてもらったり、そういう
人たちの行いを見て、たいていは覚えていって
くれるだろうと。
でも、先日、私たちの前を回っていた4人組のかなり
の老齢と思われる方々。
常にグリーンに一番近い手前のバツ印の所にカートを
停めていました。
その一番近い所でカートから降り、グリーンが終わる
とそこに戻って来て、クラブの後片付けやらをガチャ
ガチャやり、なかなかグリーン手前位置から去らない。
結果、毎ホール、めちゃめちゃ待たされました。
彼らのパッティングがようやく終わっても、
カートが邪魔で全然打てないんですもん。
もちろん、彼らがバンカーを修復するだとか、
ボールマークを直しているなんて姿は、一度も
見てないです。
思うに、何も知らない仲間同士で長年ゴルフを続け、
何も知らないまま、全員が老境になってしまった
ケースなのかなあと。
初心者はそんなにマナーを気にする必要はないけど、
マナー初心者ばかりでのラウンドをずっと続けること
は、やっぱご容赦願いたいと思います。
2024.11.26
他コースのクチコミに載っていた次のような方も
その口かもしれません。
「ティーグランドに立ってグリーン方向に真っ直ぐ
構えたつもりでも、大抵右を向いている不思議な
ホールです。」
60代 男性 平均スコア:99 楽天GORA利用回数:72回
これって単にティショットを打つ人を錯覚させる
ために、わざと方向をずらして設置されているティー
イングエリアのことだと思います。
こういうホールはいくらでもあり、例えば当コース
のOUT1番もそうです。
ティーイングブロックは皆フェアウエイに向けて
置かれていますが、各ティーイングエリアの向き
自体は、次のとおりです。
青ティ :左のバンカー方向
黒・白・黄・赤ティ:右の林方向
ティーイングブロックがフェアウエイに向けて
置かれていても、打つ際の視界には入りません。
結果、つい、ティーイングエリアの向きを基準に
アドレスを取ってしまいがちなんですね。
そして、そうなっているのに気付かず、狙った
方向を見ると、首は動かせますので狙った方向に
きちんと立っているように思えてしまいます。
そこでよしと思って打ってみると、球はアドレス
したとおりに斜めへと飛び出してしまう。
設計不良という考え方も出来ますが、一般的には
これ、戦略性の1つだとか、わざと設置してある
ゴルファーへの罠となります。
投稿された方、60代にもなられ、楽天で72回も
ラウンドされているのに、そういうことを教えて
くれるゴルフ仲間がいなかったのかなあと。
おまけにそれを「おかしい」というニュアンスで
投稿してしまう。
残念というか痛々しいことです。