ある理由でいろいろ停車を繰り返したものの、
何とか、高松塚古墳に到着。
古墳の中を見ることは出来ませんし、見た所
で、現物は飛鳥歴史公園内の修理施設にある
そうですので、高松塚壁画館で複製品を見ました。
今まで見た石室の内部って、何とか背の高さ
ぐらいはあったので、高松塚古墳の壁画も畳
のサイズぐらいはと勝手に思っていました。
その想像の1/4ぐらいの大きさであまりの
こじんまりさにまず驚きました。
でも、複製品はいくつかあって、発掘当初の状態
という複製品は水分でぬめった感じがあって生々しく、
「なるほどなあ」と何故か万感の思いが。
その後は近いと言えば近いんですが、車で移動を
し、酒船石遺跡へ。
ここは奈良万葉文化館のすぐ近くにありますので、
そこの駐車場を利用し、父親にトイレへ行くことを
促したのちに、まずは亀形石造物へ。
まあ、正直に言えば、「うん」としか言いようの
ない感じで、続いて酒船石へ。
ただ、ここは少し離れている上に、小高い丘の上に
ありますので、母親は亀形石造物の所で待機。
でも、親父はゆっくりですが、高松塚古墳の時の
ようにとことこと、歩いて見に行きました。
この辺りはゴルフをする人としない人の違いという
気もしましたが、父親は新しい物を見るたびに、
「冥途の土産が出来た」と。
それを聞いて、
「なんでもっと前に作っとかんかったのかなあ?」
とは思いました。
2025.5.29
高松塚壁画館の入館料が300円、酒船石遺跡の
拝観料が同じく300円。
そうたいした金額ではないけれど、ふと、
「90才以上なら割引になるんじゃ?」と思って
尋ねると、それはないと。
まあ、そりゃそうだろうけど、90才以上、100才
以上って外出するのもなかなかのものですので、
無料でもいいんじゃ?という気はしました。
まあ、いいんですけど。