飛鳥寺は酒船石遺跡のすぐそばにありました。
イメージの問題ですが、京都・奈良の寺院と
言えば、
こんなイメージがあったんですね。
が、
言ってみれば「近所のお寺より小さいんじゃ?」
と思ってしまうほど、こじんまりとしたお寺でした。
でも、日本最古の仏像、お寺ということで、感慨は
ありました。
仏像にしても当時の部分はほんの一部で、ほとんどが
後世に修復されたものということでしたが、それでも。
そして、周囲は本当に田園風景。
こちらは飛鳥寺の西側の風景なんですが、
蘇我入鹿の首塚があり、その向こうに蘇我氏の
館があったと伝わる甘樫丘(あまかしのおか)。
ここで百済・新羅等との外交を睨みながら、
古代日本の政治が行われていたのかと思うと
やっぱり「う~ん」と思うものがありました。
2025.5.30
ここで突然父親が、
「腹が減った。ラーメンが食べたい」と。
であればと、その後は天理方面に車を走らせる
ことにしました。
そちらに向かえば、有名な天理ラーメンのお店が
いくらでも道沿いにあるだろうと。
が、全然ない。
それどころか、他の飲食店もない。
やっとの思いで見つかったお店は休み。
ならばと、「天理ラーメン」をナビで検索し、よう
やくたどりついた場所は、お店ではなくチェーン
店の本部。
当然、ラーメンは食べられません。
更に車を走らせ、ようやく天理ラーメンのお店に
着きましたが、父親は「もう何でもいい。腹が
減り過ぎて、何を食べたいのかもうわからん」と。
そうなんですよね、朝の7:30頃に父親は大あんまき
を半分食べただけでしたので。
一方で、母親は奈良が40年ぶりということだったん
ですが、時間的に奈良市方面まで今から行くのは
厳しい。
それで、母親に「奈良市の方はもういい?」と
尋ねた所、「うん、また今度でいいや」と。
いや、90才の母親、また今度となると130才になって
いそうだけどいいのかなあ?と思いつつ、私は帰りの
ハンドルを握りました。
私の年代でも危ないのに、90才代で「また今度」は
相当に厳しいと思います。