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The Legend of Jack Nicklaus Ⅲ-2:ごるぴー商会より

ニクラウスはその後大学を中退し、
プロデビューを果たす。
折りしも、アメリカのごるふ界では
アーノルド・パーマーが
全盛を迎えていた時代だった。
 
パーマーの攻撃的なごるふは、
「アーニー軍団」と呼ばれる
熱狂的なファン層を生み出すほどで、
彼の存在は、アメリカ版の長嶋茂雄とでも
いうべき次元にまで昇華した国民的英雄だった。
そこへ、ニクラウスの登場である。
 
必然的に、若き天才ごるふぁ~は
我らがアーニーの憎き敵として迎えられた。
この頃のニクラウスは太り気味だったせいもあり、
人々は彼を 「オハイオの白ブタ」 などと呼んで
卑下していたというから、大変な悪役ぶりである。
 
ゴールデン・ベアーというニックネームも、
この頃についたものらしい。
のちに商品のブランド名に
までなった愛称だが、命名された時の真相は
愛称などとは程遠く、ふてぶてしく冷淡そうな
金髪姿を皮肉ったものだった。
 
だがニクラウスは、これらの逆風を
すべて自らの実績で払拭してみせた。
人々はいつしか彼を ”帝王” と呼ぶようになり、
パーマーの後継者として、押しも押されぬ
スーパースターとして認知したのである。
 
1986年、ニクラウスは実に6度目の
マスターズチャンピオンとなる。
この時、オーガスタナショナルゴルフクラブは
「Jack is back!(ジャックが帰ってきた)」
「USA、USA!」
の大合唱に包まれた。
ニクラウス、46歳。
史上最年長でのメジャー制覇だった。
 
今では、今世紀の最も偉大なごるふぁ~が
18番グリーンに上がって来る時は、
ギャラリーは必ず
スタンディング・オベーションで出迎える。
 
さすがの帝王も寄る年波には勝てず、
たいていの場合はボコボコのスコアで
18番グリーンにやって来るのだが、
それでもスタンドを取り囲むギャラリーは、
温かい拍手と声援を送り続ける。
 
もはやスコアなど問題ではなく、
彼の存在そのものがごるふ界の宝に
なってしまっていることの証しである。
恥ずかしそうな表情を浮かべながら
人々に手を振る彼の姿は、いつ見ても印象的だ。
 
そんなニクラウスが、2000年を区切りとして、
今後はメジャー大会に出場しなくなるという。
本人が事あるごとにそのように
コメントしているからだが、
私は少々怪しいとにらんでいる。
 
彼は何年か前にも同じようなコメントを
発表したことがあり、マスコミは
「ニクラウス、メジャーから撤退!」
と騒ぎ立てたものだが、実際には翌年以降も
チャッカリ出場を続けてきているからだ。
 
2000年、60歳、
タイガーという後継者出現などの点を考慮すると、
今度ばかりは信憑性がありそうではあるが、
ついこの前までは本気でマスターズ7度目の優勝を
狙っていたほどの御仁である。
来年もどこかでしぶとく顔を出してくるかもしれない。
 
注 実際には2005年、65才まで出場を続けた。
 
だからさあ、お前いつも一言、余分なんだよ。
『フライング・エルボードロップ』だとか。
ここでも
『注 ・・・』なんて要らないじゃん。
それさえなけりゃ、いい感じで終わったのに。
だろ?要った?
 
いや、まあしょうがないじゃん。
何才になってもマスターズは勝ちたいんだから。
それに、そのぐらいしとかないと、
ま~たあのタイガーが
塗り変えちゃうって思ったしい~。
 
2018.3.27

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