でも唯一、ハードル競技で専門選手が一般生徒に負けた
という例が1度だけありました。
授業で使用するハードル間の幅を採用した結果、専門
選手は歩幅が合わずに苦戦し、速いけど足が短くて
歩幅がぴったり合ってしまった生徒にまさかの敗北。
まあ、笑い話と言えば笑い話なんですが、スキルを
磨いて来ても、並外れた才能の前では無力という
ケースの1つかもしれません。
恐らく、「走る」ということはどのスポーツでも
基本の1つであり、上記のケースでは「走る」能力は
勝ってしまった生徒のほうが高かったんでしょう。
そして、ハードリングという専門性の長所をハードル
間の違いで消されてしまった彼は走力の差で負けるべく
して負けてしまったとも言えます。
身近な例で言えばゴルフでもあります。
長年、めちゃくちゃ練習をし、めちゃくちゃラウンド
もしてきた我らおっちゃんたち。
どれだけ多くのプロとなった若い子たちに追い抜かれ、
その後、更に圧倒的な差を付けられて来たことか。

「あの、すみません。
皆さん、ゴルフを始められて何年ですか?」
「10年?」「12年ぐらい?」
「いや、私はまだ10年経ってない」
長年の経験だとか、豊富な経験、スキルを磨くなどの
言葉はありますが、元々のポテンシャルの差はそんな
ものをふっ飛ばしてしまうことが多々あります。
彼女らと同じだけのトレーニングを積んだのに、まだ
プロになれていない女子選手も星の数ほどいらっしゃる
でしょうし。
「ちなみに、私、いつ頃に抜かれたんでしょうか?」
「う~ん、よくわからないけど、今の腕前を見る限り、
私がゴルフを始めて1週間目ぐらい?」
「私だと、練習を始めて3時間ぐらいで抜いたような気が
する。」
「私もそう思う。」
「ウエ~ン」「ウエ~ン」
2026.7.12
大学の時にはこんな話もありました。
空手部 :なんだ。お前、そんなことも出来んのか?
ラグビー部:おお?なんか偉そうなこと言うなあ。
勝負したろか?空手で。
空手部 :いや、いい。
そのラグビー部員は私ではないですが、多分、彼の身体
能力なら、その空手部員の鍛え上げてきたスキルを軽く
凌駕してしまうだろうなあと思いました。
身体能力だけでなく、恐らく他の能力も同じです。
若くて経験が少なくても、偉大な業績をあげる人は
実際にいます。
そして、そういう人が経験を積んで、もっと凄いことを
成し遂げるということも多いことでしょう。
ただ、若い時に偉業を成し遂げ、それでその人の人生に
おける使命が終えたかのように若くして亡くなられる
ケースも実は多いのですが。





