
昨日記載しました
「実を言うと、ギャンブルに投下されている資金の総量は
ここで出てくる数値ほどは大きくないです。」
というのは次のような理由からです。

説明すると、16兆2千億円の資金がパチンコ・パチスロ
に投下されたとしても、全額が遊技者の所得の中から
出されているわけではないです。
わかりにくいかもしれませんが、財布の中には前回
換金した紙幣なりが入っており、主としてそれを使って
いるということです。
大負けした人は銀行から下ろして来るでしょうけど、前回
勝った、或いは、多少取り戻した人は、財布に入っている
そのお金を使ってということになります。
私が関わっていた当時、ホール側の粗利は概ね20%でした。
それが遊技者の所得から出ている正味の金額となります。
ですので、実際にパチンコ・ホール側の収益は、
16兆2千億円×20%=3兆2千4百億円となります。
公営ギャンブルの還元率も70~80%ですので、
「ゲームギャンブル11兆4,720億円」の半分が
「ギャンブル」だとすると、
11兆4,720億円÷2×20%=1兆1,472億円
となります。
そして、その2つを合わせると、
3兆2千4百億円+1兆1,472億円=4兆3,872億円
これが日本のギャンブル業界に投下された総額だろうと
思います。
4兆3,872億円
たまたまでしょうけど、スポーツ業界に投下されている
4兆4,170億円とほぼ同一です。
スポーツ全体の総額と肩を並べ、、趣味・創作、観光・
行楽への投下金額よりも多い金額がギャンブルに投下
されている。
そりゃ日本は「ギャンブル天国」だと思いますし、
中毒になってしまう人々が多発してしまうのも、そりゃ
そうだろうなあと思います。
散歩のついで、ドライブのついでに気軽に立ち寄れますし。
2026.8.11
月1万円しかパチンコ・パチスロをする資金がないという
場合でも粗利は20%ですので、その5倍の月5万円分は
パチンコ・パチスロが出来るという意味になります。
もちろん、ストレートで負けてしまうときっかり月1万円
しか遊技することは出来ませんけど。
また、10万円を月に使うことが出来る人はその5倍の
50万円分のパチンコ玉なりメダルを平均的には借りる
ことができます。
そりゃ、パチ屋さんに滞在する時間も長くなります。
ただ、パチンコメーカーに在籍していた当時、上記の
ような葛藤もあったのですが、一方で仕事帰りの方々の
ストレス解消には役立っているという意識もありました。
自分自身がそうでしたし、勝った時だけでなく、大負け
した時にも仕事のストレスが消えるんですね、不思議な
ことに。

「負けてしまった」という新たなストレスは生じるで
しょうけど、大負けすると頭の中が真っ白になり、仕事
などのストレスは消えてしまいます。
こういう部分で成長時代の日本、今、揶揄されがちな
でたらめなことも横行していた時代の日本人にギャンブル
が役立っていた面はあると思います。
なんでもマイナスばかりではないですし、今でもそう
です。小さなギャンブルは潤滑油として生活の中に存在
しています。





